最近は複数の要素が入ったスイーツを「ハイブリッド」と呼ぶそうで、その覇者(?)と呼んでも良さそうなドーナツをご紹介。
テレビでもかなり紹介されていたのでご存知の方も多いでしょうが、表参道の行列店「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO(ドミニクアンセルベーカリートウキョウ)」のクロナッツ。これはアップルパイのように生地が層になっているドーナツで、生地のすみずみにまで脂が吸われて超しっとり・もちもち。さらにバターがふんだんに使われてて香りもよく、優等生のたたずまい、バッチリ。それでいて、時間がたってもギトギトしておらず、なかなか美味。ですが、1個550円とお値段も優等生。また食べてもいいなぁとは思いますが、これを数個ゲットするために、なんとうちのスタッフが平日朝から2.5時間も並びました。。。もーう、これがイヤ。
「行列を覚悟して数時間並ぶ」というだけで、普通の大人はそれなりに日程調整して「先の予定」としてたてるでしょうね。お客様が毎日全員並ぶ時間のロスを一方的にこちらに負担させるのではなく、完全予約制・事前振込制にでもして、確認が取れた人に引き渡す方法にしてくれないかな。当日フラッと来て買えるのは100個限定とかにして。。スタッフも「行列しながら途中でなくなるんじゃないかとヒヤヒヤしてた」と申しておりました。最近では、行列の食べ物屋さんに限ったことじゃありませんが、売る側の取引条件や都合などを一方的に押し付けてくるビジネススタイルが多くて辟易します。ま、そういうのもあって、味とコストと買える手間を天秤にかけて少々マイナス評価かな。。商売ってそんなにうまくいくもんかね。。
下の写真は、おとなのジューシーミートパイが美味だった「リトル・パイ・ファクトリー 広尾」。
小ぶりながらも肉汁たっぷりのしっとり香り高いパイでした。かじった写真で申し訳ないですけど、ついおいしそうでガブリとやってから(あっ写真!)と我に返った、よくあるパターンでした。。こちらは1個380円で、1個から買えるし、電話予約もOK!という素敵なオペレーションでした。これなら仕事先にちょっとした手土産でもいけそうです。なんせ甘いものは意外に種類と相手を選ぶし、甘くないものでおもたせっていうと、せんべいとか?は美味しい店を知らないし、たこ焼きとかじゃあカジュアルすぎてね。。。
参考:
DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO(ドミニクアンセルベーカリートーキョー)※2021年運営会社が破産・日本撤退
リトル・パイ・ファクトリー ※こちらもいつの間にか閉店
(ブームのスイーツって、なんだかバブリーだなぁ。。)