パンデミックの3年間で読んだ本 として紹介してきています。紹介文が全く書き進まないので体裁を変えました。
アマゾンやネットショッピングも便利でいいんだけど、百貨店を見ても思うけど、料金が4ケタまでは、直接見て触って選びたい、そういう買いものの方が多いと思うんだよね。宅配用の梱包資材を処分するたびにさらに実感。
本屋さんにおける視覚的な出会いもまだまだ値打ちがある。本屋はセレクトショップでいいのだから、「場の提供」に頑張ってほしい。最近は新宿の紀伊国屋書店が改装中で行ってもつまらないんだけど、早く元の品ぞろえに戻ってほしいな。
電車のステッカー広告にあるような自己啓発本はいくら読んでも何の足しにもならんよ。
現代手芸考 ものづくりの意味を問い直す amazon→
これは偶然見つけて買った本なんだけど、非常に面白かった。
半年後ぐらいに武田砂鉄がラジオで紹介してたから、やっぱり現場はスピード感も違うし強いんだなぁ。
「手芸」はダサいけど「ハンドメイド」ならアリなのはどうしてか。そう言われてみればそんな世の中になっている。
手芸って一昔前は主婦の専売特許な位置づけで、家の電話やドアノブ等にカバー類が満載の家、昭和の時代はあったよね。友達の家とかすごかったなぁ。最近では玄人はだしの手芸上手さんや洋服づくりのうまい個人などがminne等のネットショップで顧客を得て成立している時代になった。ああいうのと何がどう違うのかしらね。という話も載っていた。1冊が6つの章に分かれ、テーマの捉え方も掘り下げ方も幅広く、随所に対談や論考文が入っている。こういうのって「編集力」なんだろうなぁ。