ドコモを愛用してはや18年。しかし顧客ランクが未だ「シルバーステージ」な私に、若い辰己君はドン引きしていた。「18年使ってもゴールドじゃないんスね」と。そう、大人時間とは、長いものが短く感じることなのさ。
とはいえ今のスマホF06Eは、三年と数ヶ月の使用の身。そろそろかなぁと思っていた矢先に突然、バッテリーが怪しくなった。
「急に落ちる、そのまま還ってこない」が一日おきにやってくる。突然のこの惨事は、電車に乗ってるときにやってくると、モバイルsuicaで改札を出られない、いやそれどころか乗った証明もできない。メールも突然読めなくなるし、もちろんネットも見られないから、ひどい時には自分がどこへ行こうとしていたのかすらふいにわからなくなる。しかも来週には日帰りで人生初の熊本へ行かねばならず、飛行機のチェックインなどでスマホは欠かせない・・・。東京であたふたと暮らす身にとって、突然キレる、いや切れるのは思いのほか不便で、しぶしぶ機種交換のためドコモショップへ向かった。
道具類は、吟味して納得できたものをしぶとく使う性格。なので私は富士通機種しか使っていない。3年以上前から指紋認証のおかげでセキュリティの心配がかなり軽減されたし、辞書も搭載。カメラのレンズはひどいけど、使い慣れたなりの愛情があった。ところが新・富士通は12月上旬発売とタイミングが悪く、販売中の機種は何を思ったのか生体認証が導入されていない、珍しい機種。ここで買おうとすると「2世代前」になってしまい、今年の春モデルを年末に買うなんて・・・と損した気分。
軽く1時間以上は待たせるドコモショップで「本日のご用件」を聞いてもらう順番がやっと回ってきてあれこれ相談すると、自我をまげてソニーに乗り替えるか、不本意なまま2世代前を買うか、それしかなかった。
ところが！である。電源ボタンが陥没した故の「突然の強制終了」と「復旧のめど無し」の状態は、保険交換の対象になると判明！「ほ・保険？？いやー。私、そのテの“念のため費用”は断るタイプなんで、たぶん入ってない、無理ですね」とはいえ調べてもらったところ、保険加入で、機種も在庫があり、なんと3年ちょっと前の販売機種を再度新品で手に入れられることに。しかも今日頼めば、うまくいくと明日届くらしい。ナヌ！！そんないい話があるんか！！
と、いうことで、ピッカピカ新品の3年前の機種が届いて機種変更となったのでした。
最近のドコモCMでの「あり～がとう～サヨーナラー♪」と唄う秋山君はピッタリの適役！もちろん私も旧機種はお別れの唄「旅立ちの唄」で見送りました。
（ですが、見慣れた機種とはいえ新品はまだアカの他人。手慣れた使いやすさを生む様々な設定は3年かけて培ってきたものなので、イチからやり直す苦労は強烈でありました。。）
最近、こういった不幸が続いています。愚痴混じりでおいおい投稿します。
