遅ればせながら。
受賞の知らせを聞いたときは他人事にもかかわらずやはり嬉しいものですね。しかし、私を最も感激させたのは、日本は資源もエネルギーもない国だから、人を育て、日本の存在を世界に打ち出していくべきといった主旨のコメントでした。
私もしょせんは日本で働く一成年。企画やアイデアといったものを商売にしている以上、人の経験や考え、知恵といったものが評価され、それなりに価値を認められる時代で有り続けてほしいと願っているし、そういった評価が世間的に先細りしていかないように、与えられたチャンスは大切にビジネスへつなげて行きたいと心がけています。
アイデアパンチでは実は現在アシスタントを募集中。でも実のところは全く人手が足りていないので、心情的には「いい人材にめぐり合えさえすれば」クリエイターも、プログラマーも募集中です。
私が「正社員」を雇えるようになったのは、創業して約3年目のこと。保険や年金の手続き、納付が安定的にできるメドが立ち、人を育て個人事業じゃない「社風」を作っていこうと思ったからです。ですから、小さい会社ですけれど、思い入れもあって「来てくれるのなら誰でも良い」訳ではありません。将来はコアメンバーへ成長してもらいたいというのが希望です。
小さな会社だから不自由なルールは一切ありませんが、だからといって自分勝手な振る舞いや、やりっぱなしでは、周りに手間をかけさせるので難しいでしょう。
過去の自分にそれなりに自信があって、なおかつ、新しい風習や考え方を受け入れるチャレンジ精神があり、自分が働く環境づくりへの努力をいとわない人。また上手にへりくだれる人は、社内のみならず取引先などとの人間関係の構築も上手くて早いです。
どんな役割でも社員になればそれなりの責任があります。
些細なことであっても、任せる側にも覚悟がいるのです。経営者サイドが「この社員のために」と覚悟できるような人柄と可能性を見せてくれれば、きっと一緒に頑張れるのではないでしょうか。
