先日、人生で初めて「家同士のご挨拶」を経験しました。義理とはいえ両親となるお二人に、私の故郷にお越しいただいたのですが、数日間の短い滞在でも精一杯楽しんでいただけるように、私なりに頑張りました。
改まった場での所作振る舞いができないと、容赦なく冷たい視線が浴びせられるお年頃になった私ですが、緊張しつつも、一言多いこの性格が災いもせずに、なんとか事なきを得たことに安心しています。
人と時間を共有することは愉しいことですし、そういう時間の使い方に、公私共に一番大きな時間を割いてこれた今までの人生は、結構シアワセ者だなと思っています。もちろん面倒なことも煩わしいことも多々ありますが、遅まきながら自分の人生にもこういうステージがやってきたことに感謝です。
視点を変えれば、うちのスタッフも「アイデアパンチ・ファミリー」の一員です。小さな舞台ですが活躍できるシーンを作り、共に喜怒哀楽を愉しみたいと思っています。
「愉子」という名前をつけてくれた父の、偶然なる偉大な親心に感謝しています。
この気持ちが天まで届けばいいのですが。