当社も皆さんと同じように在宅の1ヶ月を過ごしています。せっかくの時間だから普段手につかなかった読書や掃除、片付けなども頭をよぎりましたが、そこまでの自由もなく、結局はこまめに出勤しています。そそくさと出社し、ササッと働き、パッと帰る、そんな毎日です。
あらかじめ今日事務所でやるべきことを洗い出して、滞在時間を計算する。人がいない時間帯を狙って動くことが前提なので、自分のオフィスに向かうだけなのに、まるで後ろ暗いことでもやってるような錯覚に陥ります。ところが、いざやってみるとこれが結構いい。
一つ一つの仕事に「よし終わった」という線が引きやすくなって、気持ちがしゃきっとする。交通機関をさけ歩く時間と距離がふえた。食事の支度がしやすくなり夕食時間が早くなった。夜が長くなりお風呂にゆっくりとつかる時間がうまれた。コロナ一色の報道は心が疲れるので夜の読書時間が長くなったけれど、就寝時間も早くなった。なんだこれ?まるでダイエット生活みたい。
久しぶりに体重計に乗ってみたら、1~2キロ揺れ戻りつつあった体重がぴしっと底値を保っている。これはいい!欲が出て、歩く時はちょっとお腹に力を入れるようにしはじめた。これは「コロナ後」という近未来まで引き伸ばすまでもなく、新しい生活習慣を手に入れたのでは、と思えてうれしい。
そうしたら、知人からNEAT(非運動性熱産生)というキーワードを聞かされてうなった。理論は知らなかったけれども実感だけはある。私はメタボ対策が必要だけれど有酸素運動の代表でもあるランニングがもっとも嫌い。こんな都会のきったない空気をハーハー吸い込んで運動なんかやれるか、と思うので、ちょこちょこ動きでカバーできるならこんなにありがたいことはないよね。
参考:非運動性熱産生(NEAT)って何?生活習慣病や肥満の予防に大切な心がけとは
https://ogw-media.com/smile/cat_physical/2720