今年は寒いですね。昨年の今ごろのことを思い出したり、着ていた衣服を身に着けたときの体感を思い出すと、昨年より気温が低いような気がします。で、今の私に「寒い」といえばこの話題。今年もっとも寒い思いをした「烏賊釣り」のリベンジに行ってまいりました。
スミイカのあまりのおいしさに、たった2はいしか釣れなかった烏賊をどう食べるかと夫婦でチマチマ話し合ったわびしさが、どうにも口惜しい！
この口惜しさを来年に持ち越すほど私は出来た人間ではないのだ。そうだ！何事もしつこく粘らずして、良い成果は得られないのは世の常である！とまぁいろいろ理由を並べて、年の暮れで様々なことに追われているこの身を朝6時の京急電鉄に預け、久里浜発「山下丸」へ再乗船してきました。
初めてのイカ釣り乗船からまだ2週間。船長も私たちのことは記憶に新しいようで「また来たの。」と正直なコメントをいただく。餌木（エギ）は気に入ったものを夫婦で3本ずつ買い準備万端。上半身5枚、下半身3枚の超厚着に加え、私は船べり用の空気座布団を持参して座った時のお尻冷え対策もバッチリ。
ところが。いやあ～。。。。8時から潮止まり直前の11時ごろまで、ヒマでヒマで。お天気に恵まれ、富士山もバッチリ見え、景色は申し分ない。
しかし、またもや夫に先んじてアオリイカを釣られてしまい、晩酌がタノシミとは思いつつも、どうも内心面白くない。シャクリで腕も痛い。つまらない。イカ1はいのリベンジにやってきてボウズだったらこりゃ私の意地はどうなるのだ。という不安と不満がどんどん顔に出てきたらしく、喜びに上気していた隣の夫も顔色を失ってきた。その配慮がこれまた勘のいい私にはシャクに障って、なおさら腹立たしい。悪循環だ。
急に竿が折れそうなぐらい重いアタリを感じ、竿のしなりが怖くて思わず前のめりに腰が曲がる。
気の弱い我々夫婦は、すわ、おマツリか（他の釣糸と海中でもつれること）、根がかりか（海底に引っかかること）、と、周囲にご迷惑をかけていないかとアタフタしながらも、上げてびっくり、なんと1Kg超のアオリイカをヒット！
烏賊の重みと水を含んだ重さで、本当に地球を吊り上げたような重さでありました。アオリをヒットした幸運の餌木はシッポの辺りが破れていて、海中での死闘がしのばれます。
その後夕方にもう一度アタリがきたけど「今度こそ根がかりだ」と思い込む謎の謙虚な私。
根がかりを疑わずにびゅんびゅんとポンピングさせて上げてみると、餌木に烏賊のちぎれた足がついていた・・・・。結局は、アオリ2ハイ、スミ6ハイの釣果でありました。おなじみ西永福の麓屋へ、釣果とドヤ顔を持ち込んで、おすそ分けでいただいた日本酒とともに、仲間内で祝杯でした。墨リゾット、美味しかった。。
来年も、いい年になるといいな！！
春までにもう一度行けて、釣果が増えたらおすそ分けしますので、興味のある方はぜひご一報を。
参考：
越の華 越乃幻の酒（新潟県）※越の華酒造株式会社が解散し、塩川酒造株式会社が引き継いだもよう？
