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「何かおいしいもの食べたいなー!」
という欲求は定期的にわくので都度、心を満たしていますが、最近ではブログやFB用に写真を撮るのが面倒くさい。特に私とオットの組み合わせの時は「1時間待ってその20分後に食後で店を出る」のもザラな早食いだし、飲食店で食事も済んだのに長々と居座る客が嫌いな性分。なので、どこへ行ってもお店が混んでくると席を詰める、連れの数に合わせて席を替わることはザラにあり、満席で残念そうに帰るお客の背を見ようものなら「あぁ待って!今出ますから」と慌てて最後の一口を食べることも少なくない。

 

だいたい、人気店で忙しい店ほどビールの追加も声をかけにくい。お店の人に「写真を撮っていいですか?」という声かけはさらにハードルが高くて、最近では面倒くさいが勝ってしまう。
てなわけで写真はないけど餃子の名店と呼ばれる幡ヶ谷の您好(ニイハオ)へ。
ここは旅猿(TV番組)で知ったおいしそうな店。期待にたがわず、美味しかった。具がゴロゴロして歯ごたえ抜群。皮はもちろん手作りで前日から寝かせてあり、余計な味もついてなくて、すごーく王道で、素直な嫌味のない美味しさ。

でもここ、アンジャッシュ渡部さんが「餃子のホームラン王」だとあちこちのテレビで紹介していて、正直、そこまで言うほどかな・・・。おっと、店の味を評して「まあまあ」といってるのではなくて、おいしいですけどね。とにかく、ひっきりなしに客が来ては、エッ入れないの?とやっている。
店主は、応対の二言目には「テレビの影響がすごくって」と壊れた人形のように繰り返していて、気の毒。餃子を作るより、次々とやって来る客への応対で忙しい。「予約で席が埋まってしまう」「待たれても皆さんお帰りいただいてる」「とにかくごめんなさい」とひたすらお詫びしながらも強硬にお帰りいただく姿を見続けると、あぁ文句のひとつもたれる人がいるんだろうな、と店が気の毒になってくる。

場所は幡ヶ谷の商店街なのに、開店前から人がうろうろ。うっかり15分前に着いて早すぎたと思ったが、どこに立っていても他所の店の前になり邪魔。開店5分前あたりから、時間をつぶしていた人たちがわらわら~っと、どこからともなくやってきて、ほんの一瞬だけど店内に入ろうとした人ごみで殺気立つ。30席ほどの店内はあっという間に予約客で埋まり、予約なしでボサッと待っていた世間知らずの私たちは「当日客枠」の先頭だったようで、唯一の空席に滑り込めた。でも実は開店1時間前から時間をつぶしていたという親子3人が私たちの前に居て、夫婦+子供1人の3人といっただけで「空席は二つしかありませんから次の方、お二人ね?」で私たちが入れてしまった。嬉しい反面、かなりバツも悪い。めずらしくオットが生ビールをオーダーしていたのも、お店には面倒な「お茶ください」を言うのははばかられたのだろう。

店内に入って初めて知る、餃子以外の料理の充実ぐあい。餃子は時間がかかりそうで、ピータンとお豆腐のサラダ、クラゲときゅうりの2品をオーダーしたけれど、とってもおいしかった(餃子もサッと出てきた)。ここは餃子の名店というより町のちゃんとした中華料理のお店です!料理を引き受けている厨房の方も、動きはてきぱきと美しく、注文の品が他のお客と重なれば一緒に出てくるけども先に頼んだ人へサッと先に出す配慮を忘れていない。こういうの大事。出てくる料理もお皿にキチッと端正に盛られてあり、気分がいい。野菜のコンディションもいいし。なにより餃子とあう!
餃子以外のお料理もおすすめです。そして渡部さん、吹聴しすぎ。近所のお馴染みさんらしきおじさま独りの肩身の狭そうなこと。今度は事前に予約していこうっと。

左がクラゲときゅうり、右の小ラーメンはオットの注文を横から撮影

 

2018年6月追記:平日の夜20時あたりは1回転終えたようでサクッと入店できました。写真も追加してます。
改めて感じるのは、餃子以外のお料理たちの、たたずまいの良さ、そして美しさ。この清潔感は希少な気がします。

参考:
您好(ニイハオ)|幡谷

 

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