いつもお願いしているマイナビにて、近々アイデアパンチ求人を開始します。
今年はこれで「三度目の正直」を期待しています。
会社を作って12期目、思い入れも試行錯誤もたっぷりの自分の会社のことは、客観的に紹介しにくい。マイナビも、出稿とセットでライターさんの取材をアテンドしてくれるし、そのほうが時間も短くすむので、結局いつもお願いしていた。
でも他人が書いた自社広告は新鮮で面白い反面、温度差があり過ぎると、「あちゃー」「うーん」「むむむ」とだんだん川平慈英がのりうつり、クライアント皆さんのご苦労がしのばれることも多い。しかし求人するときは大概ピーピー忙しいので、結局取材して書いてもらい、ライターさんには悪いけれどもあれこれ手を入れてオープンとなる。
ところが、今回は取材も頼むのをやめた。理由はいくつかあるけど自分で書いてみようと思ったのだ。温度差を埋める作業も厄介だし、下手な原稿に手を入れるのは結構な苦労だし、うまい原稿だと逆にわが社のテイストと違ってて手が入れにくい。
12期目の余裕というより時短の欲が勝ったかな。心配しながらも膝上を奪い合う我が息子達、チャーリーとバズのゴロゴロ音を聞きながら、深夜がつがつと書き進む。
飯島と言えば「アグレッシブ」と言われた若かりし頃、私は確かにトンガっており「求人と不動産、流通はアド経験になんか入らねぇぜ」と豪語していた（こういう昔の人、多いです）。こうして20年経ったいま、予想もしなかった自社社員募集というニーズで原稿を書いているが、求人は独特のルールや建前などがあり難しい。簡単な例を出せば「女性を希望、00歳まで」なんていうのは完全にNGなのだ。
（でもはっきり決まってることであれば、お互いの無駄打ちを減らすために書いてあってもいいだろうにね。見せかけの平等がそんなに必要か。）
書けちゃいけないこと、表現が微妙になればOKなもの、まじめに書くと長くて誰も読まない、という三重苦を乗り越えて、私もなるべくタテマエを入れずに書き上げました。求人広告を読んでくれて、かつこのブログへ来てくださった方。謙虚で、素直で、自信たっぷりの応募をお願いします。そういう皆さんと是非お仕事したいです。
ちなみに、御社の理念に共感して、とか、お客様の笑顔が見たくて、とか、私の才能とは、とか、3つの強みは、とか・・・そういう類のものは大量に見ますがちょっと食傷ぎみです。あと「まるごとコピペ」って、読むと結構伝わるんですよ。「あーあ、これ立派だけど違う会社に送ったやつそのままだな」ってのもシラケるので、そこの一工夫は惜しまずにお願いします。
皆様とのご縁を期待して。
これからは、ブログは短くとも頻度を上げて更新します。。
（飯島）
