猫は毛づくろいで毛を舐めちゃうので、胃に溜まった毛を定期的に吐く必要があるから、そのために草を食べたがります。子供の頃、親にそう言われたものですが、個体差ありますよね。
今回は猫草のお話を。
一日一回以上草を食べたがるバズ
寝る前の儀式に小一時間をつぎこむ弟猫バズは、自分の体をすみずみよく舐めるし、よく吐く。
わざわざチャーリーを舐めにもいくし、お風呂上りの私たちの髪や耳掃除の綿まで舐める。かつての譲渡会会場では、次々と人間のデカい顔がケージをのぞき込むのに全く臆せず「ゴクローサン。」と言わんばかりに寝たまま必ず指を舐めてくれた。何度行っても、何度でも舐めてくれるのは今でも変わらず、なんだよね。
そんなわけでグルーミングに忙しいバズは特に、一日一回以上草を食べたがり、おかげで我が家はまるで栽培業者のように、年がら年中猫草を育てています。
我が家の愛用品はこれ!
イデシギョー ミーちゃん スッキリ生野菜(猫草)2パック入りx10袋(計20パックセット)
最初は「植えてある」猫草を買うパターンから始まった。
DIYなどで「いまが食べごろ」な状態で売られているので便利だけれど、売る側も気後れするのか、かなりのボリューム。草のピークは早いので、うちの2匹ですら枯れる前に完食できたことがない。安くても300円ぐらいはするし、買って帰るのは重たいし、枯れた後の土やプラスチックの植木鉢の処分にも毎回困るし、なにかと不都合。
小さな植木鉢を買い、猫草を種から育てるパターンにもチャレンジ。
これは発芽から育成まで2週間ぐらいかかるけど、売ってるものほど密集して育ってくれないし、草もヒョロヒョロ。しかも、別の植木鉢を用意して時差育成を4~5セットぐらいやらないと「いつでも食べられる」状態を維持できない。枯草の無駄は出ないけど、やはり土の処分に困るし、同じ鉢と土で何回植えていいのかも迷うし、とにかく植木鉢の世話に永遠に追いかけられる感じ。しかも小さいなりにも植木鉢だから保温と陽当たりが必要で、植木鉢を4個も5個も並べられるスペースなんか我が家に無いし!とすっかりくたびれてこれもダメ。
1つのビニールパックの中に、紙袋に入った2個が入っています。
紙袋1個で1回分、ケースで買うと10パック(つまり20個)入っています。
紙袋をあけ袋を折り返して自立安定させたら、そのまま水を注いで使えます。内側がコーティングされているので水漏れは無いし、使い終わったらそのまま捨てれば乾燥して燃えるゴミになります。土にあたる部分が古紙でできており、そこに種を埋め込んであるためすごく軽いし、なんといっても虫がわかない。ブラボー!素晴らしい!!
うちでは草を枯らして食べ損なうのを少しでも減らそうと、この1個を3回に分けてます。
紙袋の中身を(種がこぼれるので)そーっと取り出すと、3つの層になっていて手で分割できます。我が家ではこの1/3ずつをティッシュペーパーでくるりと巻いて、捨ててもいいマグカップなどにギュッとねじ込んでいます。(このとき、上下を間違わないように)
1個開封するたびに3個のマグカップに入れておけば、水をやって3~4日で発芽し、さらに2~3日で伸びてきます。何も考えずに週に1個のペースで育てておけばいいのでラクちんです。寒い時期はちょっと遅いけど・・・
マグカップづくりのいいところは、カップの重さのおかげで安定し倒れないところ。1個をこのまま育てると、乾燥すると軽くなるのでコロンと転がってしまいます。うちでは食べ過ぎ防止のために毎朝数本を抜いて手であげていますが、枯れかけた最後の方は床に置いておくと勝手に食べています。
昔は無印良品に同じような商品があったらしいですが、この会社さんに委託してたのかな。
これは消費期限みたいなものが無いので、チマチマ使うからメーカーさんにとっては「バカ売れ」とはいかないでしょうが、大変便利で他にはない商品です。ぜひとも無くならないでほしい。うちの猫ともども感謝しています。猫草でお悩みの皆さん、ぜひどうぞ!
ちなみに、飼い主が触ったところを猫がすぐ舐めるのは、飼い主のにおいと自分のにおいを舐めてブレンドして、その匂いに包まれてシアワセを感じるため、だそうです。なので決して「私のこと汚いと思ってるの!」などと勘違いして猫を叱ってはいけませんよ。ニオイでシアワセをかみしめてくれてるなんて、、ありがたいですよね。
イデシギョー ミーちゃん スッキリ生野菜(猫草)2パック入りx10袋(計20パックセット)