「不要不急」を考えることは、自分の生活で当たり前にやっていたことを「要らないかも?」と問い直すこと。かなり難しい。
口うるさい人からの依頼は後回しにしよう、ぐらいなら楽しく優先順位を付けられそうなものだけど、それ以上の判断は、自分の存在価値を問われているようにも考えられる。「今まで一生懸命やってきたけど、この仕事、必要なのか?」とか「私は社会の役に立ってるのか?」とか。このプロセス、ヤバくないか。
こんなときこそ(時間があるから)人生を見つめ直そうとか、今までを振り返ろうとか、転職しようかなとか、やりがちだけど、止めた方がいい。
そういうことは「今こそ考えないほうがいい」。決断というのは、平常心を保ち、体も健康で、お金にも困っていない時にやるもの。今やると失敗するし、後悔します。まぁ、国民の付託に今こそ応えるべき一国の責任者が家に座って犬撫でたりしてる国ですけど。。
人生は、どこにいてどんなことをやっていようが、いい思いをする時もあれば、うまくいかないこともある。
それが自分のせいの時もあれば、そうじゃないことだってある。じっと耐えることも生きるうえで必要な能力の一つ。
当社も、仕事が止まったり急に進んだりと、エンスト前の自動車みたいな状態だったけれど、乗りきってみると時間がつくれそうかも。
いい機会だから頭を空っぽにして、無心になって作業をしよう。そう思ってマスクを試作してみました。私はそもそもマスクが苦手で花粉症の時でも付けてないのに、付けてないとスーパーにも入れてもらえないので仕方がない。7枚作って洗えば買わなくてすむから、一箱といえども、私が買わないことで必要なところへ回るだろうし。
段ボール単位で山のようにある布の端切れを引越で捨ててこなくてよかった~。ネクタイとコーディネートできるように作れば、仕事に出ざるを得ないオットも楽しいだろうし。うまくいけばお義母さんにもプレゼントしてあげよう。そう考えると、なんだか楽しくなってきた。
とはいえ「仮縫いで提出しないように」と戻されるほど不器用な私。ミシンなんてものは当然家になく、小学校で使ってた裁縫箱に入ってたボタン付け用の針と糸で完全手縫いです。
ネットで検索して、こちらの「あとりえChikuTaku」さんの動画をみつけたので、これを参考に、サイズをちょっと変えて試作してみました。簡単でわかりやすくて、ありがとうございます。やわらかい関西弁が耳に心地よく新鮮です。
布をどっち向きに持つか、まで「一瞬考えてからじゃないと分からない」レベルなので、動画の中の手際の良さには感動しました。
では、皆さん!ウィルスに負けずに生きのびて、また元気でお逢いしましょう!
あとりえChikuTakuさん
初心者向け 手縫いで簡単マスクの作り方 4ヶ所縫うだけ ロングバージョン