ブログに手が回らないまま2ヶ月が経過し、梅と桜の季節が過ぎてしまいました。
そんな私も常に「これで良いものか」と日々悩み続けてはや数年が経ち。。。
(人のことは分かるけど、自分のことは分からないモノで・・・)
ところが先日、創業以来初めての税務調査を受け、いくつになっても初体験はあるのだと気づき、日常業務を惰性に押し込んでいた自分に急ブレーキ。そして行き着いた課題は時間ダイエット。よし、ダラダラとデスクに張りつく時間を減らすぞ!と。
ここ数年の私といえば、考えるべき事がゴチャゴチャと常に複数頭に貼り付いていて、モノゴトを考える順番も、予算と納期の都合でガッチリと決まり、私の心情や体調、眼前の状況などお構い無しで追い立てられる日々だった。
社会に出る初めての会社面接で「(将来は)考える仕事がしたい」と私は宣言している。その夢が20年を経て実現していたことに気づき嬉しかったけれど、アレと気づけば自社や自分自身のことは後回しで、何も考えない時間を長らく過ぎてしまっていた。
ゆとりのある時間をいかに生み出すかは、忙しい時に考えるのが一番。そして出た結論は「デスクに居なくてもできることは外出先でやろう」。ネットサーフィン、メールチェックは移動中にやる。そして企画とアイデア出しに関係する“ソフト要素”の一本化を目指し、いざタブレットを購入。
ところがいざ使い出すと、通勤時間の半分は徒歩と電波の通じない地下。打ち合わせ前・後の移動はもともと一定の思考に割いていた時間でもあり、時間のバランスとツールの機能がうまくかみ合わない。
結局は道具に振り回されているのでは・・・?おそるおそる、もう一人の自分がささやく。
いや、人生とは何事も自分に都合よくは動いてくれないものなのだ。だから仕事なのだ。この試行錯誤が、リアルな提案に結びつくのだ!と考えつつも、やはり「これで良いものか」と悩みはつきず、2012年の4ヶ月が過ぎてしまいました。
ツールではなくて、やはり中身の問題ですかね。人間ってちっさいなぁ。
(飯島)