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2005年からひどい花粉症になってしまった。
しかも不摂生がたたって、花粉症を引き金に2007年から食物アレルギーになってしまい、食べられないものが結構ある。対象物は麦、米、二枚貝類、ゴマ、さやつき豆類など、覚え切れないほどあり忘れてしまう。

治すポイントは、いわゆる蕎麦や卵などのアレルギーに生来苦しんでいる方々とは違って「避けずに食べる」ことなんだそうだ。理由は簡単、体が食べ物だと思わなくなってしまっているので、少しずつ食べて消化しては、体に食べ物であることを思い出させることがトレーニングになる。だからいろんなものを腹八分目に食べるのが治癒の最短コースなのだそうで。げにおそるべし、たんぱく質。

私のアレルゲン物質の中でも面白いのは、検査で判明した「シルク」。
程度によっては着用もダメだそうだが、私はそうでもなさそうで、じゃあいったい何がダメなの?と思うでしょ。なんと「シルクプロテイン配合」のシャンプーがダメなんですよ。そういえば頭を洗って流すときに、首元がぞわぞわっとすることがあった気がする・・・。

花粉症対策として、人から聞いては無責任に言いふらしている割に自分では食べてなくて、どうやらマジで効いているらしいのが「プレーンヨーグルト」ですね。初めて聞いたのは2006年のこと。「毎日300グラムを食べ続けて一年間」。「えっ?ま、毎日・・・・。」としみじみ絶句。しかしどうやら一日100グラム前後でも毎日続けることが良いらしい。花粉症のせいで鼻をかむたび、頭にヨーグルトが浮かぶが、来年のこの時期を目指して今年こそ頑張ろうかな。

胃は食べ物を分解するだけで、消化して栄養を吸収するのはけっきょく腸だって知ってました?
人間の体は摂取と消費の繰り返しで、病気をしても、体調を崩しても、腸が消化して栄養を吸収している限り生きていられる。消化器官が健康な人は長生きしている(ような気がする)。

余談だがウチの実家に居る猫はもう20年生きている。
彼は7年目あたりから完全室内飼に切り替わり、ほとんど外出をしないため病気をもらってこない。一年を通して温かいところで暮らし、餌に困らない生活でストレスもない。
しかしここ2年くらいは寝ているだけで、ほとんど動かないし、手足はヨボヨボで、背骨が浮き出ている。月に一度、脳卒中のような痙攣を起こし、痙攣が収まるまでの時間は制御が効かず小さな体が家中にぶつかっているためか、耳や口は膿み、時に血だらけ、臭いも気になる。最近では排泄もトイレ箱に入るまでに間に合わないことが多くなったので、母がかなり探してやっとみつけた、小型犬用のオムツをつけてあげているようだ。

このころで、たぶん20歳

それなのに、一日一缶の缶詰食とお通じだけは欠かさないのだ。実に立派な消化器よ。
家族5人で暮らしていた時からやってきたこの猫が、先に逝った祖母や父を見送った。もしかしたらこのままず~っと永遠に生き続けて皆を見送るのではないか?と少し恐怖に思うこのごろだ。

 

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