【演目】チャイコフスキー/ピアノ協奏曲第1番ロ短調、交響曲第4番ヘ短調
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
ピアノ:ヴィクトリア・ポストニコワ
管弦楽:読売日本交響楽団
そうだ、クラシックを聴きに行こう。
そう思いついてから、まずはどこで聴けるのかなぁとホール探し。
演目も一緒に見てみるけど、なかなか調べにくい。
チケットの有無も考えると「ぴあ」あたりのサイトを見に行く方がはやそう。
このあたりから始めてみようかなと「東京芸術劇場」にしてみた。
読売日本交響楽団のチャイコフスキー。指揮者はロシアの方「G.ロジェストヴェンスキー」。
チャイコフスキーだから指揮者はロシア人の方がいいだろうな、顔つきもなんかそれっぽくていいぞ。で選んでみる。
チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調は、父が聴いていたので一緒に聴いたことがあった。
楽曲が進むにつれ、理屈とはつながっていない記憶の領域から、ブワーッと甦ってくる空気があって涙があふれた。
演奏はもちろん素晴らしかった!
しかし最も予想外だったのはヴィクトリア・ポストニコワのピアノ。
キレよし、厚みよし、情感たっぷりの素敵なピアノだった。
後で知ったが指揮のロジェストヴェンスキー氏の奥様らしい。やはり、人のつながりっていうのは単なる「縁」だけではないんだなと思わされた。
私がお安い上の階の席にいるせいなのかもしれないけれど、
演奏が終わったら、ホールの余韻も待たずに拍手する人、あれはちょっとマナー違反ではないだろうか。
いち早く手を叩きたい、そういういやらしさが感じ取れて、嫌だなぁ。