たまにはウチの猫ばなしを。。
10月、ちょっとした開放感に包まれて容赦なく予定をぶち込んでいたら、無理がたたって久しぶりに風邪をひいてしまった。扁桃腺が弱いので喉が痛かったけれど、日が経つにつれて腫れが気管に下がってきて、こんどは咳がとまらなくなった。処方薬も飲み切って、強いタイプの咳止めシロップに変えてもらってもまだ治らない。夜、布団に入って体が温まると激しい咳がでて不眠の日々に、眼下のクマも拡大増殖中。
我が家ならではのあったかメニューに「猫ドン」があります。丼ではなく、重たいからドンです。溺愛している2兄弟のうち兄チャーリーは人の上に乗っかるのが大好き。ソファでも食卓でもどこでも、私が椅子に座れば「ウニャ」と言いながら上に乗ってくる。6キロが溶けた餅のようにしなだれかかると、どっしりと密着してかなーりあったかい。風邪の今はゲホゲホと身体が動くので居心地も悪そうだけど、さすがは猫でバランス上手。咳混む私にしがみつき、ずり落ちる寸前のところでも爆睡。。。
こちらが弟バズ、照れ屋の甘えん坊。ワタシがぺたんと床に座るとやってきて、股の間に丸くなって眠るのが大好き。眠くない時は私の指先へ湿った鼻をスリスリさせながら、指を舐めたり・かじったり「僕にかまって」攻撃。猫なのによく喋る。家の中ではどこにでも付いてくる。お風呂やトイレに入っているときは、外で「出待ち」するのも彼のお気に入り。
猫二頭も私たち夫婦も、みんな誰とも血は繋がっていない。でも、集まると共同生活への不思議な配慮が感じられ「4人家族」な空気はタノシイ。
深夜、ベッドの上で体を起こして本気でゲホゲホ咳込むと、足元に寝てる彼らが顔だけ持ち上げて、暗闇の中で眼ををシパシパさせながら眺めてくる。「だいじょうぶ？」という顔をされるので、頭を撫でながら、ぽつりぽつりと話かけると、静けさの中に彼らのゴロゴロ音が聞こえてくる。そんな時間がとても好きで癒されます。