あけましておめでとうございます。
景気の先行きとともに不透明な世相といわれ、我が身を引き締める新春です。
数年ぶりに東京で新年を迎えましたが、ちょっと出歩いた新宿や六本木はかなり日常どおりの雑踏で松飾りなども少なく「新春らしさ」が陰を潜めていたように感じました。
年始に電話で話した監査役とも「12月は、単なる月末だった」という所感で一致しています。
社員を連れて本日お参りにも行ってきましたが、「困った時の神頼み」ですら今ひとつの盛りあがりだったように感じました。
嘆いても何も始まりませんけれども、私一人の力ではとうてい景気も株価も上げられませんし、雇用もまたしかりです。
モノを作らなくなって、手先が衰え甘くなったうえに、消費に疲れたニッポン。今後の展望がないというのが何よりも一番の閉塞感ではないでしょうか。
経済の展望は専門家にお任せするとして、製造にも消費にも動きが無い中では広告も広報も必要とされません。我々の商売は景気に最も左右される業界ですから。でもこんな時代だからこそ、企業はどのような広告や広報を必要としていくべきなのか、そこに改善・改良・改革の余地はないのか。そしてさらに、今の世相に届く表現とは何なのか。今年はこれらを重点的に掘り下げ、皆様に提案していきたいと思っています。
また、顧客の皆様と共に課題に取り組み、半歩先を見ながらご提案し、一歩手前の準備を粛々と進めていけるような「陽のあたる影武者」でありたいと思っております。
ぜひ2009年もアイデアパンチを宜しくお願いいたします。
◆新春の 深川詣でで 我が社員 揃う二拍手 逞しきかな