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チャーリーの腎臓病 2026冬

チャーリーの腎臓病 2026冬

お正月過ぎたあたりから、少しずつ夜のウェットご飯を残すようになった。2月に入って残す量が少しずつ増えていき、痩せだして、おやつを舐めた20日(金)を最後に食べなくなった、21日(土)朝、亡きバズ君のために買ってあったミラタズ(食欲増進剤)を入れるも効かず、2月22日猫の日、朝からアリーズ動物病院(笹塚)へ向かう。

バズ君が結局亡くなってしまい、あの病院は正直見るのもいやだと何度か話したけどもオットはいい病院だと思い込んでいるし、過去の検査データもあるからとひとまず向かった。でも主治医の獣医さんは産休に入ってると知ってたので、受付でそのことを伝える。

結論から言うと、この判断はやはり失敗だった。詳しく時系列で書いてみる。

アリーズのグループ病院から応援にきた、初めて会うK先生が見てくれて「状態が良くないし脱水してるから点滴を1週間ぐらい入れないと」「もしかしたらガンなどの他の病気の可能性も」という話をされた。でも、その先生は今日と明日だけの出勤で、その後3日間は院長が出てきた。責任者なんだからバズ君のこと謝ってほしかった。診断がつかないまま他院へ回したあと亡くなったこと、せめてお悔やみの一言ぐらいあってもいいと思った。でもまるで知らん顔で、キャリーバッグを逆さに振ってチャーリーを診察台の上に出した。彼の左手の中指にはメレダイヤがびっしりついてる大きくてゴツゴツしたファッションリングが光っており、リングを付けたまま動物をさわる人なんだとビックリした。病院の院長というよりは「輸入雑貨商を営む小金持ちの社長さん」という印象。

初日(2月22日/日)9:00 血液検査を経て入院を勧められた(アリーズ動物病院)

夜、閉院したら無人になるとわかってる病院のケージに一晩チャーリーを置いておくのは心配なので、朝預けて営業時間中点滴を入れる「半日入院」で、夜18:30に迎えに行くパターンで治療が始まった。

まずは採血して全項目血液検査。それに甲状腺機能亢進、スナップ ProBNPという心臓病の検査、脱水と吐き気止めを入れた点滴。しめて33,000円。ところが腎臓の検査に必要なBUNが(基準値は16-36)130超えとしかわからないらしい。

それでも半日点滴は効いたのか、帰宅後は小走りにリビングへ走っていきキッチンをぐるっと歩き、水飲み場やトイレの周りもうろうろして、ジゲンとゴエモンのごはんの食べかすのにおいをかいだりと見違える動きだった。でもやはり食べるのは嫌がり、寝床へ入ったきり、ぐったり寝たまま翌朝を迎えた。

2日目(2月23日/祝)9:00 今日も引き続き同じ内容の点滴を入れる(アリーズ動物病院)

「何も食べないけど、ウロウロして、その後ずっと寝てました」と伝えたら点滴続行。脱水予防と吐き気止めを入れた点滴を入れてもらうことで預ける。18:30にお迎えに行く。治療費7,150円。

帰宅後のうろうろは無く、ぐったりと寝たまま。トイレや水飲みに行く回数も激減して「水分補給ジェル」を1本舐める程度でぐっすり寝ている。病院疲れもあるのかなと家族で話す。でも胃の悪い人が放つ口臭のような病人臭が少し和らいだ気がした。

3日目(2月24日/火)9:00 メレダイヤ院長が担当。点滴メニューは変えず、点滴の成果を腎機能検査で見てみましょうとのこと。(アリーズ動物病院)

前夜のほぼ絶食状態を報告して預け夜18:30に迎えに行くと、点滴を入れる前、朝に調べた検査結果を出された。どうして今日一日点滴を入れた後の状態を検査しないのか疑問に思い「点滴の成果が出るまで(体内で)タイムラグでもあるんですか?」と聞いたけど質問の意味が分からないようだった。炎症数値は下がらずBUNの値も130オーバーのまま不明だけど、CRE(クレアチニン)が半減して12.2から5.8へ。「良かったねー!」と院長も喜んでいる。

帰宅後に薄いゼリーを10g程度食べてるだけの日々が気になって「もし点滴が効いて何か食べたい気持ちになったとき、病院にいたら食べられないのではないでしょうか?」と聞くと、「じゃあ明日は食べるもの持ってきていいよ」とのこと。採血と腎機能の血液検査、脱水と吐き気止めを入れた点滴で、治療費17,500円。

帰宅後に留置針が気になる様子を見せたけど、やはり何も食べず、猫ベッドで丸くなって動かず。ゼリーをペロペロ5口なめた。

4日目(2月25日/水)9:30 引き続きメレダイヤ院長。ほぼ絶食が4日続き心配だと尋ねたら、一日2回まで入れられる胃薬が追加に。(アリーズ動物病院)

朝フードを持参しようにも、どういうチョイスをしたらいいか迷い、普段から食べてる療法食カリカリと、唯一口にするゼリーと、具合が悪くなる前に食べていたパウチのご飯、老齢猫用の舐めるおやつを持参した。診察室で院長と話すも、猫も持参したフードも「受付に渡しといて」と言って立ち話のようなヒアリングが終わる。

18:30迎えに行きチャーリーの状態を見ても、良いのか悪いのかもう私には分からない。対面した院長は私が持参したフードについて話題にし「あんなにたくさん要らないよ!」と言う。

「ヒトだって具合が悪いときに中華丼とか食べないでしょ?あんなにズラーッと並んでさ、ビックリしたよ。見ただけで胸いっぱいになっちゃて、食べないよ」と言われ、「全部一度に並べるかどうかはそっちの判断だろうが」とムカついたが、「チャーリーが過ごす場の様子も、何がいいかも私にはわからないので複数持参しました」と答えた。帰宅後まっしぐらにごはんの場所へ行って器をのぞき込むのに食べたのはほんの数粒。

脱水と吐き気止めを入れた点滴に加え、食欲を増す胃薬?が2種類。これは一日2回まで入れていいものだからと2種×2回投与が追加で治療費13,750円。帰宅したチャーリーの身体からはまた臭いがし始めた。リビングにある猫ベッドにぐたっと寝てるのが気になり私も朝方までリビングで寝た。

5日目(2月26日/木)10:00 メレダイヤ院長 胃薬追加のまま、今日は血液検査をしましょう(アリーズ動物病院)

やっぱりまだ食べるようにならないと伝えたら、食欲増進剤も追加することに。そして3~4日目の2日間の結果を見るために血液検査をしましょうと言われる。反対する理由もない。チャーリーを預けてそのまま仕事へ向かうも、私も数年ぶりにひいた風邪が治ったばかりで仕事の無理な調整がたたり疲れがとれない。約束していた人が体調不良で休みになったので、空いた時間は遅れてる仕事の穴埋めに。チャーリーは院内で少しカリカリを食べてたらしい。

18:30 迎えに行くと院長から数値が悪化したと言われる。BUN130超えのままなので変動値は不明。CRE(クレアチニン)10.2に爆上がり。院長は「前回下がったから喜んだのになぁ」と言いながら悪化した数値にマルをつけた検査結果用紙を渡される。下がった理由を問うと「うーん。どうしてかな。でも、朝連れて来る時間が遅くなってるよね」と言われた。9時に開いてるのに10時に来るからそのせいってことか。「このままよくなると思ったのになぁ~」とも言われ、この人、本当に医者なのかと違和感。脱水と吐き気止めを入れた点滴に加え、胃薬が2種類×2回+採血と腎機能検査で治療費23,650円。

毎日8~9時間点滴を入れ5日間が経過。何のメドも立たないまま、ただ悪化していく。

毎朝、前夜の様子を聞かれたうえで「じゃあ今日も点滴を」となるけど、私の言い方ひとつで処置の方向が変わる怖さを感じ始めていた。この流れをただ5日間繰り返してきたけど、診察や診断は今後どこで繰り出されるのか?しかも「朝来るのが遅い」とは?もう40時間近く続けても悪化してるのに、1時間がそんなに影響あるか?忘れようと我慢していた過去がむらむらとこみ上げる。そうだバズ君はこのアリーズ動物病院に来て、専門機関に出した生研は2回ともシロだったのに「混んでいて結果が来ないから」と院内の簡易検査を根拠に「6~7割の確率でがん」と診断されたんだった。そして原発部位が分からないけど早い方がいいからと抗がん剤の前に打つ薬を薦められ、その後、腺がんか、大腸がんの疑いだけど「どれかはっきりしないから」と日本動物高度医療センター(JARMeC)へ行くように言われたんだった。そんなに重篤な状態かと頑張って連れて行ったら「抗がん剤の治療が始まってるのに、なんのためにうちに来たの?」と最初に問われたことを思い出した。この病院は、言うこととやることがちぐはぐなんだ。

6日目(2月27日/金)9:00 初日と2日目に診察してくれたK先生に再会「最初に診たときより脱水が進んでるように見える」

来るのが遅いと言われムカついたので朝9:00に病院入り。メレダイヤ院長は出勤してるようだけど出て来なくて、初日の担当医に戻る。第一声は「先日診たより脱水が進んでるように見える」カルテを見ながら「胃薬を増やしてるようですけど」と言われ、かぶせるように答える。「でも食べないんです、数値もいったんよくなってまた悪くなりました」と答えると「では同じ内容の点滴を今日もまた一日やりましょう」と言われて預けてくる。

釈然としないまま帰宅し、多頭飼いの大先輩、ここちゃこさんに電話する。彼女は私の友人でもあり仕事仲間でもあり、知り合ってもう20年近い付き合い。チャーリーの状態が好転しない不安を話しながら頭と心の整理をする。「ちょっとしたきっかけで食べるようになるものだけど、食欲増進剤は他の要素がすべて解決して入れて初めて意味を持つと過去の獣医に言われた」と教えてくれる。確かに食べないのは心配だけど、根本の問題は「食べない」ことではなく、何が悪くて食べないのかがわからないこと。

“いい獣医探しは難しい。結局は「獣医と飼い主の相性」がすべて”

「気になることはどんどん聞いて、納得がいく答えをくれる獣医と出逢うのが一番大事」と彼女はいつも言う。今回、納得どころかロクな説明もない。これじゃバズ君の死から何も学んでないじゃんと、意を決して違う病院に電話した。今回アリーズに行く前からネットで調べていた動物病院のひとつで、再生医療とFIPに力を入れているという。セカンドオピニオンもやってるというので、14歳の雄のMixが食べなくなって腎臓が原因のように見えること、もう6日間点滴してるけど改善しないこと、病院から診断と治療方針の説明がないことを伝えると、途中から獣医さんに電話を代わってくれて話すことができ、その口調は信用できそうに思えた。翌土曜日17時の院長予約を取りながら、今の病院になんといえばいいか、どういう配慮を双方にすればよいかも聞いてみる。万が一今の病院に戻ることもないとは限らないので、穏便なほうが良いだろうという話で一致し「点滴はいつも通り入れてもらってから来る」「検査をするので(一日2回はかわいそうだから)明日の朝は検査を断る」「一連の検査結果を持参する」を確認して電話を切る。病院から病院への移動にタクシーが拾えるか調べておく。

7日目(2月28日/土)9:00 K先生に「今日は予定があって16時過ぎに迎えに来たい」とお願いする

他の病院へ行くことを正直に言うかどうかは、場の空気を見て私が判断するので、余計なことは言わないようにオットに念を押して病院へ向かう。検査の申し出があったので丁寧にお断りすると、やはり変な顔をされたので「実は再生医療専門の病院に予約が取れたので、そこへ連れて行き話を聞いてくる」(嘘ではない)と話すと「再生医療は可能性の一つとして注目されているので良いと思う」と言ってくれる。いい先生だから申し訳ないけどチャーリーのためだから。「セカンドオピニオンを切り出しても、自信のある病院なら普通は怒らない」と前日の電話で言われていたこともありホッと安心して夕方迎えに行く。「たとえ次の病院が期待外れでも、もうここには来ねぇぞ」という気持でいたので、医師と受付の方に丁寧にお礼を述べ退出しタクシーに乗る。

新しい病院の獣医さんは、みんな白衣を着ている!

新しい病院での治療に変えたので、詳細は別の記事に詳しく書くけれど、とにかく最初にビックリしたのが「獣医さんがみな上下白衣姿」なこと。アリーズはなんせメレダイヤのファッションリングを付けた院長が、黒いコットンパンツの上からコックコートみたいな白衣を羽織ってるだけだった。言うのもバカバカしいから黙ってたけど、ホント―にビックリした。それともう一つ、検査のために採血したらいったんチャーリーを戻してくれる。猫と一緒に検査結果を待って、検査結果を見て何をどうするか話し合ったうえで、改めて治療のためにチャーリーを預ける。そうだよね!やっぱりこれが普通だよね!治療してから治療前の検査結果の話するのってその一日の処置が無駄かもしれないし。検査に使う機械は同じ用意らしく、ひと手間計算すればBUNも「130越え」じゃない数値がわかるのになぜそこを端折るのか新病院側もわからない様子だった。同業他社批判にならないよう常識的な言動に終始していたけれど、あまり驚かないので、アリーズから流れてくる患者は過去に他にもいたのではないかと感じた。

そして、勇気を出して絞り出すように聞いたこと。「若くなくてもFIPになる猫がいると最近は言われ始めてますよね?」この返答がこちらの病院に変える決定打となった。「はい。今は12~13歳でのFIPがありえます」

過去は振り返らないけど、たらればの話もしないけど。それでも頭をよぎる。もしジャーメックの診察後に、もう一つ病院を変えてみよう、と思うことが私にできていたら、バズ君は今も生きてたかもしれない。ごめんよ、本当に、肝心なところで頑張れなくてごめんよバズ君。そのぶん、ジゲンとゴエモンとの縁に感謝してシアワセにするからね。

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