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「オーガニック野菜」はそんなにいいもの?

「オーガニック野菜」はそんなにいいもの?

いや、いいものなんですけどね。

熱暑や無策のせいで野菜やお米などを安定して手に入れることが難しくなってきたことに気づき出したけれど、選挙のトレンドに「オーガニック」が出てきて、私はなんだか残念だった。
ちょっと前には「牛乳害悪説」なんかがあったけど、それと似ていて、現代の日本人は相変わらず「食べる」ことへの許容度が狭い。食べるって「飲みこんで不要なものは出してやる!」ぐらいの気概が要るもんよ。

消費期限や賞味期限を鵜呑みにして「日付が過ぎたら棄ててます」という訳知り顔の人、未だけっこういるよね。コロナでステイホームのころ、大手流通で販売している冷凍食品の「ミートボール」を買って食べたら肉の味がしなくて、驚きと同時に、これを食べてる子供たちが可哀想だと思った。それでいて特定の食材に傾倒して「1年間に300回食べてます」みたいなバカバカしい人を誉めそやしたり。変な国だよ。

この地球で身体に入るものは食品だけでなく、添加物しかり、薬しかり、空気も水もある。でも便利に負けてこだわりに揺れて、都合のいい生活してる人多いよね。日本中の人がトラックで運ばれてきた富士山の天然水を飲む必要ないんだから、わたしは東京都のおいしい水道水を愛用しています。オーガニックも本質に触れられず、どうもアイコニックなところがあって、そこが残念に思う。

人間が人間を産んで育ててるんだから、よくわからないアレルギーや体調不良だって、どこかで人間の問題なんだと思うけどね。原発だって戦争だって反対だけでは変えられなくて、それで儲けてる人が違う商売で生きていけるようにならない限り、無くなることが始まらない。みんなSNSで辛い思いを発信したがるから、深刻な叫びまで一緒にされてしまって。聞き流すことに世の中は慣れてしまっている。

今年は、ベランダで野菜を育ててみたいという親戚から依頼を受けて、お手伝いをしてみたんです。私も植木鉢は初めてだし、そこで暮らしてるわけじゃないから日々見ることができないままあれこれ説明してやってあげたけど、その後が全く噛み合わなくて疲れた。私よりずっと年上で、子どものころは畑を見て育ってきてるのに、頭の中で狭く考えてるだけ。目に見えるものをこんなに体感できない人がいるんだ、とビックリした。

私は2018年に、母の7回忌を機に有機・完全無農薬の畑を始めて8年。日々の雑多なことはインスタに書いてきてるけどただの備忘録みたいな感じ。学んだたくさんのことやトライ&エラーもあってたのしいのだけど、内容がピンポイントで細かすぎて、発表もしにくかった。でもせっかくなのでね、私が実感してきた「オーガニック」を次回で書いてみようと思います。

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